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防火戸用レリーズの配線方法
防火戸用レリーズは、防火設備として設置した戸を全開状態にするためのメカニズムの一部で電磁石を意味します。
火災が発生した際に、火災感知器が反応して電磁石に電流が遮断されて扉が自走的に閉じるようなるなどのメカニズムを持ちます。
通常は、電磁石には電流が流れていて防火戸が閉じてしまうことはありませんが、配線を間違えると電源を入れた瞬間に扉が閉じる動作をしてしまう恐れもあるため注意が必要です。
また、防火戸は電磁石の動作に加えモーターへの印加も必要になります。
レリーズが働くとモーター回路に対して電流が流れて扉が完全にクローズ状態になるまでの間は電源がオン状態になる、扉が完全にクローズ状態になった段階でセンサーが働いてモーターの回転を停止させるなどの仕組みを持ちます。
モーターはプラスとマイナスの2つの極性がありますが、この極性を逆にして接続すると回転方向が逆なるため電源が入っても防火戸は閉まりませんので極性についての注意が必要です。
防火戸のラッチ式レリーズはきちんとメンテナンスを行う
ラッチ式レリーズとは平常時に防火戸を固定し、火災が起こった時に開放するための器具です。
電気式と温度ヒューズ式がありますが、基本的には電気で作動するものをラッチ式レリーズと呼ぶことが多いです。
ラッチがきちんと作動しないと大変なことになってしまうため、定期的にメンテナンスを行うようにしましょう。
作動しない原因はいろいろ考えられますが、まずは単純に壊れていたということが挙げられます。
防火戸は基本的に常時開放した状態にしておきますが、学校など場所によっては人がいない時のみ閉めているということもあります。
一般的な防火戸ラッチは日常的な開閉に対応していないため、壊れてしまうことがあるのです。
最近では日常的な開閉に対応したものが登場しており、そのようなものを設置しても良いでしょう。
一般的な防火戸ラッチは火災報知設備や煙感知器と連動して作動するようになっています。
そのためこの電気信号が届かなかった場合、ドアも作動しなくなってしまうのです。